最近、ニュースや新聞が嫌いになっている…本来なら一読すべきは社会人の常であることは承知しているが、あまりにも目を耳を常識を疑う記事ばかりで…嫌になる(>_<) 自分勝手なエゴで簡単に人命が失われる記事が余りにも多いからだ。 親が子を殺め、子が親を殺め、兄弟同士で殺め、夫婦で殺め、同級生が殺め…どうなってんだ!! 憤りと哀しみと虚無感にさい悩まされる。これでも僕は僧侶の端くれである。嫌なニュースに触れるたびに、聖徳太子が制定された【十七条憲法】の第1条を思い出す。 『調和する事を貴い目標とし、道理に逆らわない事を主義としなさい。人には皆仲間がいるが、道理に通じている人は少ない。それで天子や父に従わない者があり、たちまち隣り里へ立ち去る。しかし、天子が調和して臣下の仲が良いと、事を議論するに調和する。それで事の道理は自然にゆきわたる。何事も出来ないものは無い。』と。『和をもって尊し』と言われた聖徳大使の言葉がかすんでしまった今の日本…。 オリンピックだ!ワールドカップだ!なんだかんだ言う前に、もう一度本来の大和魂の所詮に立ち返るべきなのでは…と考えるのは懐古主義なのだろうか。