去る23日、北九州市私立幼稚園連盟(加盟園98園)の先生方が一同に集まって研修大会が開催されました。基調講演の後、8分化会に分かれ、各発表園の研究発表が行われました。その発表園に指定されていましたので朝からドキドキでした。1年かけて準備してきた研究内容を100余名の他園の先生方を前に発表しました。
テーマは『3・4・5歳児の生活と育ち』と題し、サブタイトルとして~異年齢の子ども同士の関わりの中で見えてきたもの~と掲げ研究を報告しました。
15年も前から縦割り保育(異年齢交流)を盛んに行ってきた実績と経験を更に掘り下げ、平常保育日の預かり保育や送迎時の園児同士の異年齢の関わりにも着目して研究を進めてきました。
発表時間は僅か20分…あれも言いたい、これも言いたいと試行錯誤を重ね、エキス中のエキスを発表することができました。
発表後の質疑応答にも堂々と応対する職員を見て、大変誇りに思うと共に、他の園においても異年齢交流に対して高い関心を持ち、これから取り組もうとする園の不安や期待を垣間見ることの出来た貴重なひと時でした。
何はともあれ、発表を終えホッとしました。この1年、研究課題に取り組んだことにより、子どものちょっとした言動を見逃さない意識と、職員の他学年園児の情報共有を更にスキルアップできたことが、私達のご褒美でした。
最後に、この研究発表に際し、ご助言ご指導のほか、機器提供、PC処理指導etc…縁の下の力持ちになって下さった数多くの皆様方、本当にありがとうございました。これからもみなさんの想いを受けて、日々の精進を重ねてまいります。