園医研修会に参加してきました


CA3E0053.jpg 10月5日夕刻より、園医会・小児医の研修会が催され職員と参加してきました。医療現場の情報をデータ化した研究報告を基に、諸外国との比較など、最新の情報を学び、医療従事者だけではなく、幼稚園教諭や保育士を招き、医師と一緒に課題を共有しようという研修です。今回の主題は2つ。
1つは「マルトリートメント症例早期発見に向けて」小児科医会会長 吉田小児科 
吉田ゆかり先生
諸外国では、「マルトリートメント」という概念が定着しています。大人の子どもに対する不適切な関わりを意味し、「虐待」より広い概念。当市においても昨年430件もの虐待報告があり、家庭内だけでなく各児童施設においての虐待報告も増加しているとのこと。虐待の発見・初期対応に園医さんが相談・支援するシステムの構築とマニュアル策定、活用方法の説明を受けました。
2つ目は「小児救急と病院前救護」
 北九州市立八幡病院小児救急センター 
 神薗 淳司 先生
 未成年の死亡原因のトップは事故死(交通事故や水難・転等・転落など)で、初期対応で救える命がある。1歳~4歳までの乳幼児の事故死がトップで、保育士・学校関係者=チャイルドケアスペシャリストとして、いざという時に子どもを救う救命措置の訓練の大切さが身にしみました。またAEDの普及率は山梨県が全国1位。福岡県は全国最下位であると知らされ、驚きました。また、園内外での活動において常に事故を予測し、予防に努めることが要であり、事故は偶然に起こるのではなく、予防を怠ったから起こるのだという、個々の意識を改革することが大事だと、改めて感じたことでした。
 
 また、当市は子育て日本一に輝いたのですが、児童の予防接種率が全国でワースト10に入る事実!これにも驚きました。これを見られた保護者の皆さま!どうか予防接種を忘れずに!
 研修後、園医・小児科医の先生方と懇親会を開催し、有意義な情報交換ができたことは大変嬉しかったです。これを機に医療現場と教育現場の距離が縮み、より連携が取れたら…と感じたことでした。