「うーたさんとの出逢い」 <年長組>


読み聞かせをしていた本「うたうものことずかん」

その中に、なぞなぞがあり、その「こたえをしりたい!!」という、子どもたちの思いから、うーたさんとのお手紙のやり取りが始まりました。

 

「うたうものことずかん」にある、“なぞなぞ”

切るのは簡単で

結ぶのは難しくて

それがあると毎日が楽しくなって

なくなると苦しくなって

きずつく前に気付けた方がいいけど

なかなかそんなにうまくはいかないものってな~んだ?

(ずかんには答えは載っていません)

 

このなぞなぞの答えを一生懸命考え始め…カッターかな?リボン?友だち?かな…と色々と子どもたちなりに考えましたが、なかなか答えが分かりませんでした。すると子どもたちが「うーたさんに答えを聞こう!!」と言いました。でも、どうやって聞こうか!?…              電話しよう!!メールしてみよう!!アトリエに行ってみようか…とみんなと色々と考えた結果、手紙を書いてみようとなり、でも初めから答えを聞いたらおもしろくない!!ヒントを聞こう!となりました。

 

 

 

 

 

 

 

その事をうーたさんにお話しすると、おもしろいね!!楽しみだ!!と快く引き受けて下さり、とっても素敵な字で、お手紙を書いて下さり、一緒にヒントになるヒモも2本入ってました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒントを聞いた子どもたち…心かな…心臓?おともだちをを思う気持ち?大切な気持ち…ヒモを結ぶってことかな??などなど考え…

 

 

 

 

 

 

 

・きずな(すきなひとをおもうきもち)

・たいせつなきもち

・こころ

この3つを聞いてみようとなりました。

うーたさんが考えていた答えは「絆・人と人とのつながり」

子どもたちが考えていた答えも正解でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、素敵な「芽」のプレゼントも頂きました。これからのみんなに向けて…(o^―^o)

子どもたちも、お礼のお手紙と、ずかんに出てくる自分の好きな絵を描いて、渡すことができました♪

 

 

 

 

 

 

 

なぞなぞの答え…   

 難しいから諦めるのではなく、聞いてみようと思ったことも、きちんと考えた結果。それから、うーたさんと子どもたちの出逢いにつながり、今回、“うたうものことずかん”を7冊寄贈して頂きました。 そして子どもたちとの時間をつくって頂いて質問タイムや、実際に目の前で絵を描いて見せて、こんな風に描いたらいいよ…など、たくさん教えて頂きました。子どもたちは目を輝かせてうーたさんとの会話を楽しみながら、目の前で描く姿を見れて、貴重な時間を過ごすことができたと思います。 そして、子どもたちに、人との出逢いを喜んだり、楽しみにしたりする、その気持ちを感じてもらえてよかったなと思います。  「人と人とのつながり」になったのでは…(o^―^o)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うたういきものずかん」「うたうものことずかん」の著者である、詩太(うーた)さん。     元保育士さんであり、とても素敵な字で1つ1つの言葉を大切に、思いを込めて表現されている詩、心あたたまるやさしい絵を描く詩人・アーティストさんです。

「ヒト・モノ・コト」の気持ちになって表されている言葉は、大人の私たちにもとても響くものがたくさんで、子どもたちにも分かりやすいように伝えると、子どもたちなりに吸収して、色んな言葉を知ったり、感じたりすることができます。絵を見るだけでも、子どもたちは目で見て楽しんだり、真似して描いてみたりもしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※こどもたちが描いた絵  ずかんの仲間たちを描くのが大ブームです♪

 

たくさんのつながりを生んでくれた、この素敵な本、うーたさんに感謝の気持ちでいっぱいです。子どもたちの1つの素敵な思い出になりました。   

                                                 職員より

 

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