朝晩の風も涼しさを増し、園庭の木々の葉も色づいてパラパラと落ちてきました。けれど日中はまだ夏の様相を残しています。いづみっ子は今日も薄着に裸足で元気に園庭に飛び出し遊んでいました!う~ん頼もしい…
薄着に裸足…賛否両論ありますが、いづみはこれを続けていきたいと考えています。強制ではなく、あくまでも任意です。
衣服を脱げば片付けなければなりません、自分で暑い・寒いの体温調節もできるようになって欲しい…全身で土の感触を、四季の移り変わりを感じ取れる子になって欲しい!暑さや寒さに負けないぞっ!と気概も育って欲しい…大切な教育材料と考えています。当然、体調の思わしくない子やアレギー体質等の園児に対しては担任が配慮し、個々に対応します。
まだ、こんなことをやっているのか!?と思われる方もいらっしゃるでしょう…でもエアコン世代の幼児は毛穴が親と比べて1割少なく、体温調節機能が著しく退化している傾向が強く、熱中症や低体温症になりやすくなっていると学会でも発表されています。
紫外線・アレルギー・ハウスダスト等々からの保護も当然必要です。けれど保護ばかりでは、自分の身体を擁護するものを失った時、身体と精神は人間として生きる術の能力さえも失って育ってしまいます。
そんな子には決してなって欲しくない…
同治と対治…相反する要素をバランスよく教育環境として園児に提供していきたいと願っています。
これが難しい…刻々と様変わりしていく自然環境と生活環境…永遠の研究課題です。