匠の園長…


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 3連休最後の日…珍しくお寺の用事がなくゆっくりできるかな…やはりできませんでした…今日は幼稚園のお寺で来年行われる仏前結婚式のため、両家の方々に式概要説明や寺院の客室配置等、取り仕切るホテルの方々と打ち合わせで1日が過ぎました。ひと段落終えて、職員室に向かうと、なにやらゴソゴソ音が…
園長が先日に焼き上がった楽焼の手形を、園長手作りの丸く切った板に貼り、麻紐で縛り付けて固定する作業を淡々とこなしていました。
 創立当時から園長(父)は『教材でないものは作れ!』、『園が休みの時こそ準備を怠るな!』、
『寺の美観は園の美観』、『先生方の動きやすいように、運営者は下働きに徹すること!』が口癖です。
 僕は50数年幼児教育に打ち込んできた、園長のそんな姿を見ながら幼少を過ごしました。
 偉大な先駆者である園長に、何とか近づきたいと、僕なりにバタ足でもがきながらの日々です…

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