作品展示会特集の3は共同作品です。いろんな場所に社会見学や園外保育(遠足)に出かけた思い出を廃材を利用して作りました。全学年がメインの作品、壁面、案内板等々、作業を分担してのダイナミックな作品ばかりでした。製作しているうちに園児がこんな模様だったとか、こんなものがついてたとか…どんどんリアルかつ本物に忠実な作品へと変化していったのは、園児が製作に対しての意欲と製作物に対しての観察眼ともいうべき力が備わったのにも驚かされたことでした。
西鉄バスの前後のホイールナットの数が違うことや車体のいろんなロゴ、阪九フェリーの製作ではフェリーの大きさと広さの出し方を、制限された空間での展示に悩みました。消防車の製作では重量感と力強さをどのように表現するか…みんなで悩み、みんなで工夫し、みんなで見学に行ったときを思い出し、話し合いながらここまでこぎつけました。阪九フェリーさんは園児の力作に共感してくださって、お土産持参で来園してくだしました。
完成された全ての作品には、数え切れない方々の協力と目に見えない努力と工夫、そして何よりも、全ては子どもの達の笑顔のために!の熱い想いの集大成の作品展示会でした。子ども達の成長過程を発表する一つの行事を終え、もっと余韻に浸っていたい気持ちもありますが…来月の今頃は、お遊戯会がまっています。さぁっ!気持ちを切り替えて、また頑張るぞ~!