お遊戯会の舞台音響も昨日、順調にセッティングを終え、朝から元気な練習の声が園舎をこだまします。様子を見に2階へあがると、年少さんの舞台練習真っ最中でした。早朝はかなり肌寒くなりましたが、舞台の上は、照明の熱も相まって先生も汗びっしょりで、指導に熱が入っていました。園児も半袖・短パンスタイルで先生の指導に応えていました。頑張れ~みんな~(^^)/…ん…年長さんが静かだ?そっと遊戯室をのぞくと、正課硬筆教室で静かにお勉強していました。
お~っさすが年長さん…キチンと頭を切り替えて、机に向かい隣の舞台練習の音も気にせず、カリカリと集中しておりました。
職員室に戻ろうとすると優しい秋の陽射しに、2学期始めに植え替えたラッパ水仙が、空に向かってグンッと伸びていました。冷たい秋風に吹かれながらも、嫌がらず、諦めず、ふてくされず、文句も言わず、置かれた所で懸命に生命を輝かせている凛とした姿…つい、目を奪われます。制限された鉢の広さは自分のおかれた場所であり、土と水は早く芽を出しておくれと願う、親の温かい愛情という栄養素であり、天候は年中行事という、いろんな教育環境材料と捉えて考えると…お遊戯会に向け、練習に励む園児もこのラッパ水仙の様に、きっと舞台の上でこれまでの成長と練習の成果を、開花させることでしょう…