今日で2学期が終り、冬休みに入ります。1~2学期と幼稚園で過ごしたお友達は、一回りも二回りも大きく成長しました。み仏さまのお参りの時、今ではしっかり正座で行儀よく座り、お話に耳を傾けてくれるようになりました。この話に耳を傾ける姿勢が身に備わることが、大切なことだと園児の姿を見て我ながらに思います。
さて、今日のお話は園児の大好きな『ももたろう』童話にちなんだお話…クイズみたいに物語の登場人物やストーリーを投げかけて、最後に桃太郎が鬼ヶ島から持ち帰った宝の山の一番上に光り輝く最も大切な宝物は何だったでしょう?という問題!
実は「宝の山の上に輝く最も大切な宝物は、み仏さまの『浄土三部経』という大切な教えが書かれた経典なんだよ!それが、ここにあるんだよ~見たい?」
金箔仕立ての経台に飾られた経典の巻物を出すと『うわ~』と驚きの目、目、目。桃太郎が持ち帰った宝が幼稚園のお寺にあることに、びっくりした様子でした。驚きの目を向ける園児達、この子たちにもいつか解る時がくるでしょう…桃太郎童話の中に、みほとけ様の大いなる願いが込められていることを…
冬休みに、ぜひ家庭でも桃太郎の絵本を読み返してみて下さいね!