過日の3月18日のお昼ごろ…当園の第1期の卒園児(69年前)が来訪下さいました。亡き父が大学生の時に創立した当園の卒園児さんです。その頃は仮設寺院、仮設園舎でお寺の本堂や母屋を簡素な間仕切り板で区画分けしただけの教室であったこと、園庭中央におおきな銀杏の木があったことなど、懐かしくも貴重なお話を伺うことができました。大切に卒園アルバムを保管されており、当時の風景と見比べて園行事などの思い出話を伺いました。現園舎内を案内すると創立当初から使用している園児用の机とイスを見つけられ、懐かしさがこみあげている様子でした。お三方のお1人は舞踏劇団『山海塾』のご関係の方で、北九州芸術劇場での公演に伴い、幼少期過ごした当園にぜひ立ち寄りたいと足を運んで下さったとの事。当園を巣立っていった方々が、いろんなところでご活躍され、お元気に過ごされている事を知り、感慨深いひと時を共有できたことを嬉しく思いました。